ガソリンスタンドでの給油、つい「なんとなく」やっていませんか?
実は、知らずにやっている行動の中には危険なものやマナー違反も含まれています。
今回は、現場でよく見かける「ガソリンスタンドでのNG行為」を5つ紹介します。
正しい使い方を知ることで、安全かつスマートに給油できるようになりますよ!
ガソリンスタンドNG行為5選!
エンジンをかけたまま給油する
給油中にエンジンがかかったままだと引火のリスクがあります。
セルフスタンドでは「エンジン停止」が義務付けられており、実際にエンジンを止めずに給油して火災になった事案も発生しています。
面倒でも、必ずエンジンを止めてから給油しましょう。
静電気除去パッドを触らない
静電気による引火事故を防ぐために設置されている静電気除去パッド。
給油前にこれに触れることで、手にたまった静電気を逃がせます。
セルフスタンドでの火災事故の原因の大半は静電気によるものです。
たった1秒のアクションが、自分と周りの安全を守ります。
ノズルを奥まで差し込まずに給油する!
ノズルを浅く差すと、ガソリンがこぼれたり誤作動が起きることがあります。
オートストップ機能はノズルを奥まで差し込まないと正常に作動しません。
その為、ノズルは奥までしっかりと差し込んで、「カチッ」と音がするまでしっかりと握って給油しましょう。
また、一度止まった後にチョロチョロと継ぎ足すのもNGです。
もしガソリンを吹きこぼしたら、それは自己責任になるので気をつけてくださいね。
スマホを操作しながら給油する
スマホの電波や静電気が引火の原因になる恐れがあるため、給油中の使用は禁止されています。
看板や機械にも注意喚起がありますよね。
最近はスマホ決済も増えていますが、受付時のみスマホを使い、給油するときは必ずカバンや車内にしまってから給油しましょう。
給油が終わるまでは、スマホに触らず安全を第一に考えてください。
たばこを吸う(火気厳禁)
言うまでもなく絶対NGです!
ガソリンの蒸気は非常に引火しやすく、たばこの火は重大な事故の原因になります。
スタンド内は「火気厳禁区域」。喫煙は敷地外でも厳重注意が必要です。
「少しくらい大丈夫」は命取りになるので絶対にやめましょう。
最近はほぼ見かけなくなりましたが、まれに吸っている方を見ることがあります。
正直、危険すぎて注意しに行くのもためらうほどですが、立場上どうしても注意しなければならないことも。
本当にやめていただきたい、ガソリンスタンドでのNO.1危険行為です。
※なお、ガソリンスタンド内は禁煙のところがほとんどなので電子タバコもNG行為になります。
まとめ!
何気なくやってしまう行動の中にも、ガソリンスタンドでは重大な事故につながるリスクが潜んでいます。
「これくらい大丈夫でしょ」が取り返しのつかない事態を招くことも。
給油は安全第一!
自分のためにも、周りの人のためにも、ルールとマナーをしっかり守って給油しましょう。
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